辻岡正人(つじおかまさと)

【 経歴 】
1979年生まれ。
塚本晋也の映画制作に触発され、18歳で脚本、20歳で撮影、22歳で映画「ロスト・バイ・デッド」を完成。
10代の子供たちの自己破滅的暴走を描き、23歳という若さで監督デビュー。
全国放送のワイドショーにも多数取り上げられ、東京の公開で劇場動員記録更新。
その反響が青年を筆頭に全国へ口コミで広がり、自主制作として珍しい全国で劇場公開となる。
続く25歳で完成させた第二回監督映画「DIVIDE」ではストリート・チルドレンたちの暴走と葛藤を描き、 2006年度のカナダトロントリールハート国際映画祭では、25カ国500作品から監督賞を受賞する。
以後世界の35カ国の国際映画祭へ出品し、“奇想天外で爆発的映像作家”などと海外で親しまれる。 日本をはじめアメリカ・イギリス・ブラジルなどの映画を専門とする監督も辻岡リスペクトを宣言。 熱狂的青年の企画によってドイツのハンブルク国際映画祭で「A Masato Tsujioka World」が特集された。 監督作品は欧米でも劇場公開やDVDリリースもされ、国際的な評価を得る。
2009年は第三回監督映画「Dirty Heart」(主演:横川康次、パッション屋良、猫ひろし)が劇場公開し、そのまま第四回監督映画「DRASTIC」が公開。
2010年は一般公開映画を四作監督するなど、30歳監督として異例のことである。
俳優としては映画「BULLET BALLET」(監督:塚本晋也)でスクリーン・デビュー。
映画「クローズZERO」(監督:三池崇史)出演を期に主演作品が相次ぎ、2009年度「日経エンタテインメント、日本映画を動かす100人、
主演俳優部門」で、小栗旬、成宮寛貴、岡田准一と同列の29位にランク・インされた。