児玉和士(こだまかずと)

【 経歴 】
1976年、秋田県生まれ。
映像ディレクター、映画監督、脚本家。
日本シナリオ作家協会会員。
早稲田大学第一文学部卒。
一橋大学大学院博士課程中退。
商業映像の制作現場にスタッフとして参加する傍ら、自主映画を製作し、これまでに監督した作品が、ぴあフィルムフェスティバル(PFF)を始めとする様々な映画祭において入選・入賞を果たす。
大阪市映像文化振興事業の助成を受けて製作した映画『ひかりのくに』によって、第2回シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)・シネアスト大阪市長賞(グランプリ)を受賞。ヨーロッパやアジアなどの多数の海外映画祭にも招待され、高い評価を受けた。
その後、大人気ホラービデオシリーズ『ほんとにあった! 呪いのビデオ』や劇場用映画『口裂け女0』など、商業作品の監督・脚本を数多く手がけ、2007年には文化庁「若手映画作家育成プロジェクト」に選抜され、期待の若手映画監督として映画『さよなら、ジョージ・アダムスキー』を監督した。
現在、来年度の撮影に向けて、オリジナル脚本のサスペンス映画や、都市伝説を主題にした3Dホラー映画など、複数の長編劇場用映画の企画が進行中である。
【 狂った日曜日(RDA制作予定】
「愛」という狂気の熱にかき乱された男女のサスペンス・ラブストーリー。
あるきっかけから妻・ヨウコの浮気を疑った夫・トシオは、元仕事仲間で失業中のキリシマに妻の素行調査を頼み、妻の浮気相手がキユリという女性であることを突き止める。
相手が女性であることにトシオが戸惑う中、キリシマとキユリはお互いに惹かれあい、4人の関係は奇妙に絡まりあっていく。そしてトシオは、すべての関係に決着をつけるために4人で週末に旅行することを計画し、4人は別荘地へと一泊旅行に向かうのだが……。